トピックス:医療情報

日々の暮らしに役立つ医療情報を紹介していきます。

2023年12月5日:ワクチンについて

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新型コロナウイルス感染症の流行が始まって以降、私達の日常生活に「ワクチン」が密接に関わる様になりました。ワクチンは病原体に対する防御機構である免疫を構築する事でその病気にかからない様に、或はかかっても症状を軽くする事が目的ですが、自分だけでなく周りの人々にうつさないという意味でも有効な医療です。しかしワクチンは病原体を元に作っている為「副反応」を無くす事は困難です。新型コロナのワクチン接種後に辛い思いをされた方も多いと思います。今後も様々なワクチンが開発され私達の健康維持に関わってくるでしょう。
合理的に考えれば必要な医療である事は確実ですが、副反応で長く苦しむ方々がいるのも事実です。ワクチンがもたらす利益、不利益を十分に理解して接種を考えましょう。

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(11月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年11月6日:骨粗しょう症を予防しましょう

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骨には、骨を壊す破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞があり常に代謝を繰り返しています。この代謝のバランスが崩れて、骨密度(骨のつまり具合)が低下した状態を骨粗しょう症といいます。
男性よりも女性のほうが発症しやすく、痛みもなく自覚症状もほとんどないので気づかないうちに進行していきます。重症化すると咳やくしゃみなどでも骨折することがあります。
骨粗しょう症の予防には、バランスのとれた食事や適度な運動と日光浴が有効です。

千葉県医師会のウェブサイトに、骨粗しょう症の治療法をまとめたコラムがありますのでご紹介します。

****千葉県医師会「医療トピックス>2023.08.31いつのまにか骨折の原因となる「骨粗しょう症」****

【骨粗しょう症の治療法】

骨密度が大幅に低下している場合は、薬を服用して悪化を防ぎます。骨が壊れるのを抑えたり、骨を作るのを助けたりする薬のほか、骨に足りない栄養素を補うホルモン剤やビタミン剤を使用します。
骨密度は20歳頃から40代なかばにかけてピークを向かえ、それ以降は徐々に低下してゆきます。そのため、十代のうちにできるだけ生活習慣を整え、骨密度を高めることが重要です。カルシウムが多く含まれる牛乳や小魚、骨を丈夫にするビタミンKを多く含む納豆やほうれん草などの食品をバランスよく摂り、1日15分程度の日光浴と適度な運動を行いましょう。もちろん大人も、骨密度を維持するために規則正しい生活を心がけましょう。

■千葉県医師会「医療トピックス>2023.08.31いつのまにか骨折の原因となる「骨粗しょう症」
https://www.chiba.med.or.jp/general/topics/medical/medical_119.html

2023年10月6日:発熱について

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新型コロナウイルス感染症が発生して以来、私達は今まで以上に「発熱」に対して敏感になりました。人間の平熱は個人差があるものの、36.5℃前後です。医学的には37.5℃以上が発熱とされます。発熱の原因で先ず挙げられるのが感染症です。新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、その他の細菌等の微生物が体内に侵入すると、私達の体は微生物の増殖を防ぐ為に免疫機能が働いて発熱等の症状が出るようになります。発熱は防御機能の代表的な症状です。無理に熱を下げると免疫機能が抑えられてしまう事があります。安易な解熱剤の使用は控えましょう。とは言っても高熱でうなされるお子様をそのままにしておくのは忍びないので、まずは冷やす事をお勧めします。その上で適切に解熱剤を使用しましょう。通常の感染症では数日で解熱しますが、中々解熱しない場合は感染症の悪化やそれ以外の可能性もある為医療機関へご相談下さい。

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(9月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年9月7日:1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~

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9月1日~30日(土)は健康増進普及月間です。この機会に生活習慣を見直して、健康づくりに取り組んでみませんか?

1.適度な運動

普段から元気に体を動かすことで、糖尿病、心臓病、認知症などになるリスクを下げることができます。階段を使うなど、今より10分多く体を動かす「+10(プラステン)活動」で、運動習慣をつけましょう。

2.適切な食生活

主食・主菜・副菜を組み合わせて、適切な量の食事をバランスよく摂りましょう。塩は控えめに、野菜を1品増やしましょう。

3.禁煙

喫煙は、がんをはじめ、脳卒中や循環器疾患、歯周病など多くの疾患と関係しており、喫煙者だけでなく周囲の人も健康被害を受けてしまいます。自身や周囲の人々の健康を守るためにも禁煙をしましょう。
生涯にわたり健康で幸せに暮らせるよう、生活習慣を見直し、健康づくりに取り組みましょう。

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(9月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年8月4日:食中毒警報が出ています

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夏場は菌が増えやすく、食中毒の発生が多い時期です。食中毒は通常の腐敗とは違い、臭いや形状では分からないこともあります。乳幼児や高齢者などは重症化しやすいため、食品の取り扱いに注意が必要です。
次の原則を守り、食中毒予防に取り組みましょう。

【食中毒予防の3原則】

付けない
●調理前やトイレ後、生肉・魚・卵を扱った後はよく手を洗う
●調理器具はすぐに洗い流し消毒する

増やさない
●食材の購入時は保冷剤を使用しすぐに持ち帰る
●保存温度は冷蔵庫では10度以下、冷凍庫ではマイナス15度以下にする
●調理後は長時間室温に置かない
●食品の解凍は冷蔵庫内か電子レンジで行い、再冷凍はしない

やっつける
●十分に加熱する(中心部の温度が75度で1分間以上が目安)
●電子レンジの加熱不足に注意し、熱の伝わりにくい物は時々かき混ぜる

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(8月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年7月5日:単純ヘルペスウイルス感染症について

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単純ヘルペスウイルスに感染すると、皮膚や粘膜に痛みやかゆみなど症状がおこります。特に初めて感染した時はウイルスに対する免疫がないため、発熱や全身のだるさなど強い症状がおこる場合があります。また免疫力が低下している人の場合、まれに脳炎や髄膜炎、肺炎、食道炎などの合併症を引き起こすこともあり注意が必要です。
治療方法は抗ヘルペスウイルス薬の内服が基本で、発症してからなるべく早く治療を始めることが痛みなどの症状を長引かせないために有効です。
現時点で体内からウイルスを完全に取り除く治療法はなく、症状が治まってもウイルスが体内に残り続けるため、再発する可能性があります。

千葉県医師会のウェブサイトに、再発抑制や発症中の注意点をまとめたコラムがありますのでご紹介します。

****千葉県医師会「医療トピックス>2023.06.30口まわりや陰部まわりのチクチクする水ぶくれ「単純ヘルペス」****

【再発抑制にむけた日常生活の注意点】

●栄養のバランスがとれた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、疲労やストレスをため込まないようにしましょう。
●日焼け止めなどで紫外線対策を。とくに体調がすぐれないときや疲れがたまっているときは、強い紫外線を浴びることは避けましょう。
●ヘルペスがよく出る部位は普段からスキンケアを行い、清潔を心がけましょう。

■千葉県医師会「医療トピックス>2023.06.30口まわりや陰部まわりのチクチクする水ぶくれ「単純ヘルペス」
https://www.chiba.med.or.jp/general/topics/medical/medical_117.html

2023年6月5日:笑顔輝く秘訣は歯と表情筋

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普段の生活で鏡を見る時間はどれくらいでしょうか。毎食後の歯磨きの時やトイレの後など、1日にだいたい4~8回程度鏡を見て、合計で30分弱ぐらい自分の顔を見ているそうです。人は年齢を重ねるにしたがって、頬がたるみ、口角が下がってきます。小鼻の脇から下に向かう縦じわも深くなり、「老け顔」になってしまいます。
「老け顔」の最大の原因は、加齢による表情筋の衰えです。また、最近では長引いたマスク生活の影響もあるといわれています。表情筋の衰えを予防するには、口元の表情筋をトレーニングによって鍛えていくことが必要です。

【表情筋を鍛える簡単エクササイズ】

●口全体を大きく開けて「あ」と発音する
●口を真横に引き伸ばして「い」と発音する
●口をしっかりとつぼめ、突き出すようにして「う」と発音する
●笑顔をつくり口角を上げて「え」と発音する
●頬を大きく膨らませて、5秒キープ
●舌で歯を舐めるように、1周回す

表情筋を鍛えると笑顔に自信がつきます。笑顔は相手だけでなく、自分の気分も上げてくれる効果があります。もちろん、笑った時に歯が無いということならないように歯科検診も大切です。笑顔輝く秘訣は、歯と表情筋です。毎日の鏡を見る時間に簡単エクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(6月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年5月8日:定期接種に「シルガード9」が加わりました! 子宮頸がん予防ワクチン

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子宮頸がん予防接種(ヒトパピローマウイルス感染症予防接種)は、2価ワクチンと4価ワクチンに加え、令和5年4月1日から9価ワクチンも公費で接種可能になりました。
2価ワクチンは2種類、4価ワクチンは4種類、9価ワクチンは9種類のウイルスを標的にして子宮頸がんを予防します。

【内容】

●2価ワクチン(サーバリックス)
●4価ワクチン(ガーダシル)
●9価ワクチン(シルガード9)

【接種回数】

3回

【対象】

小学校6年生〜高校1年生に相当する年齢の女子(12歳となる日を含む年度の初日から、16歳となる日を含む年度の末日まで)
※標準的な接種期間は、中学校1年生に該当する年度の1年間です

【持ち物】

予診票・母子健康手帳・健康保険証など住所や年齢が確認できるもの

キャッチアップ接種について

ワクチンの接種を控えていたために接種機会を逃した人は、令和4年4月からキャッチアップ接種を開始しています。期間内は公費で接種できます。

【対象】

平成9年4月2日〜19年4月1日生まれの女性で接種を3回完了していない人
※1回または2回の接種が済んでいる場合は、残りの回数を受けることができます

【接種期間】

7年3月31日(月)まで

【その他】

対象者には順次個別通知しています。詳しくは、市ホームページまたは健康増進課へお問い合わせください

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(4月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年4月10日:65歳以上対象 高齢者肺炎球菌予防接種

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【対象】

過去に23価肺炎球菌ワクチンを一度も接種したことがなく、次のいずれかに該当する市民
①昭和33年4月1日以前生まれ
②昭和33年4月2日~34年4月1日生まれ
③60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の疾患またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障がいがあり、このいずれかで身体障害者手帳1級を所持している

【接種場所】

下表参照

【その他】

詳しくは、市から送付した通知をご覧ください
※①②に該当する人には発送済みです
※③に該当する人は健康増進課へお問い合わせください

医療機関名 電話番号
あおぞらファミリークリニック 047-401-2351
秋元病院 047-446-8100
いそのクリニック 047-498-5500
飯ヶ谷内科クリニック 047-445-8881
石川整形外科クリニック 047-441-8818
大石内科胃腸科医院 047-498-5700
片桐内科医院 047-446-2000
かのう内科クリニック 047-446-7122
かまがや診療所 047-446-3611
鎌ヶ谷整形外科・内科 047-444-2236
鎌ケ谷メディカルクリニック 047-401-8282
はもれびクリニック 047-401-1986
くぬぎ山内科医院 047-388-5931
さいきクリニック 047-439-3929
庄司内科医院 047-445-9855
白戸胃腸科外科 047-445-8001
新鎌ヶ谷北口クリニック 047-401-3376
第2北総病院 047-445-5552
東邦鎌谷病院 047-445-6411
中川内科胃腸科クリニック 047-498-6661
のむらファミリークリニック 047-401-3611
畑医院 047-443-4051
初富内科医院 047-468-8103
初富保健病院 047-442-0811
原沢外科内科整形外科 047-443-8226
みちのべクリニック 047-446-5957
道野辺診療所 047-446-3307

:要予約 :利用者のみ

診療時間・予約などについては各医療機関にお問い合わせください。

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(4月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年3月6日:新・健康生活 六つのススメ

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「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避、テレワークの推進、少人数での飲食や外出など、日常生活のあらゆる場面に変化が生じています。
生活も世の中も大きく変わった今は、健康づくりのチャンスです。この機会に、六つの「新・健康生活」を始めてみませんか?

1.プラス10の身体活動のススメ

1日の中で時間がある時に今より10分多く体を動かしましょう。外出機会が減ることで身体活動量も減りがちなので、一駅分歩いたり、階段を積極的に利用したりするなど、生活の中で無理なく行える身体活動を考えてみてください。

2.おいしいバランスのススメ

家で食事をする機会が増えたことをきっかけに、食事の内容を見直してみませんか?主食・主菜・副菜は健康な食事の第一歩です。食事をおいしく、バランスよく取りましょう。

3.禁煙のススメ

たばこの煙の有害成分であるニコチンは、血管収縮作用が強く、高血圧・脳卒中の原因です。また、糖や脂質の代謝に異常を来たし、さまざまな生活習慣病を引き起こします。たばこの有害物質は、煙に多く含まれています。周りにいる大切な人たちの健康を守るためにも禁煙をしましょう。

4.飲酒の知識のススメ

外食が減り家での食事が増え、お酒を飲む機会が変化してきました。アルコールを分解する能力は人によって異なります。お酒は少量をたしなみ、ほどほどにしましょう。厚生労働省が発表している方針では、健康な男性であれば純アルコールに換算して1日約20g(女性は10g)、おおよそ500mlの缶ビール1本位までの飲酒が望ましいといわれています。

5.質の良い睡眠のススメ

家にいる時間が増えると、生活リズムが乱れがちです。生活リズムを整えるため、良い睡眠を取りましょう。就寝2~3時間前の入浴は寝付きの良さにつながるそうです。また、就寝前は明るい光を避けるなどして、睡眠の質を高めましょう。

6.健診・検診のススメ

定期的に体の状態を知り、病気につながるリスクを早期発見しましょう。特に、生活習慣病は時間をかけて進行し、自覚しにくいという問題があります。予防には、日頃の体調や体のわずかな変化など、常に自分の健康に目を向ける必要があります。健診と検診を受けて、体の状態を知ることが健康づくりの入口です。

参考:厚生労働省ホームページ「スマート・ライフ・プロジェクト」

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(2月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年2月2日:鼻うがいをしたことがありますか?

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日常生活で含嗽(うがい)を習慣としてされている方が多いかと思います。特に新型コロナ感染症が蔓延してからは手洗い、うがいの重要性を再認識しましたね。含嗽は口やのどの粘膜に付いている細菌等を洗い流し清潔に保つ作用があります。以前行われた研究では、水道水による含嗽とポピドンヨードによる含嗽では後者の方が有意に粘膜の表面に存在する細菌の量が減少したそうです。風邪も含め「上気道感染症」の始まりは口やのどよりも、鼻からウイルスや細菌が侵入し、鼻の奥の「上咽頭」に炎症を起こします。新型コロナウイルスもこの経路から感染を起こす事が多いようです。
従いまして、鼻うがいをする事で上気道感染症の予防になり得ます。また花粉症についても鼻の粘膜に付いた花粉を洗い流す事で症状の緩和に繋がります。最近は薬局でも様々な鼻うがいキットが市販されております。是非お試し下さい。

問い合わせ先
鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(1月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html

2023年1月11日:インフルエンザを予防しましょう

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この冬は新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行の兆しが見られます。
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって発症します。38~40℃の高熱や頭痛、関節痛などの全身症状が特徴です。子どもの場合は急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している人の場合は肺炎を発症して、重症化することもあります。
重症化の予防にはインフルエンザワクチンの接種が有効です。

千葉県医師会のウェブサイトに、インフルエンザの予防法について紹介したコラムがありますので、ご紹介します。

****千葉県医師会「医療トピックス>2022.11.29冬に流行するインフルエンザに注意****

【インフルエンザの予防法】
インフルエンザの原因であるウイルスは、くしゃみや咳などによる飛沫を吸い込んだ場合や、ウイルスが付着した手で鼻や口などに触れた場合などに感染します。外出時の手洗い・うがいを徹底すること、マスクなどを積極的に着用することで予防につながります。また、バランスの良い食事や睡眠、休養をたっぷりとって、身体を十分に休ませることも大切です。
インフルエンザの重症化予防に効果的な事は、インフルエンザワクチン接種です。ワクチンにはウイルスの感染を抑える働きはありませんが、感染後、発熱や喉の痛みなどの症状の発症を抑える効果が一定程度認められています。また、肺炎や脳症などの重い合併症の頻度を低下することができます。
通常、ワクチンを接種した後、効果が現れるまでには約2週間かかります。また、インフルエンザウイルスは毎年違う型のウイルスが流行するため、毎年接種した方がよいといわれています。
ただし、予防接種を受けるかどうかは、必ずかかりつけ医などと相談のうえ決めましょう。

■千葉県医師会「医療トピックス>2022.11.29冬に流行するインフルエンザに注意より引用
https://www.chiba.med.or.jp/general/topics/medical/medical_110.html