健康トピックス

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2015.11.27

突発性症状のあるメニエール病を理解しましょう

メニエール病とは

メニエール病は、耳の奥の「内耳」に異常がおこることで、めまいや耳鳴り、難聴の症状が繰り返しあらわれる病気です。症状が進むと、日常生活に支障をきたすこともあり、厚生労働省の特定疾患として難病に指定されています。

メニエール病の症状

メニエール病の主な症状には、ぐるぐる回るような回転性めまいや、耳の閉塞感や圧迫感からおこる耳鳴り、難聴などの症状があらわれます。それに伴い、吐き気や嘔吐、冷や汗、顔面が蒼白くなる、脈が速くなるなどの症状もあらわれることが多いです。突発性で、基本的には数分~数時間程度で症状が治まりますが、ある期間をおいて再びめまいや難聴などの発作がおこることもあります。症状には個人差があるため、めまいが頻繁に続いたり、急速に難聴の症状があらわれたりと、発作の不安や身体の疲労により生活に影響を及ぼす場合もあります。

メニエール病の原因

メニエール病は、はっきりとした原因がわからない病気といわれています。アレルギーや血流不全、ウイルス、免疫の低下、ストレスなどのケースが疑われていますが、様々な原因からおこりうる病気です。この病気の本態は内耳の内リンパ水腫であると考えられています。内リンパ水腫とは、内耳の水ぶくれ状態のことを指し、これにより急激に内リンパ圧が上昇し、めまいがおこるとされていますが、その原因は不明です。ストレスの観点からすると、内耳の元々弱いところにストレスが加わり、メニエール病が発症するのではないかと考えられています。先進国に多く発展途上国に少ない病気なので、ストレスが大きく関わっているのではないかと言われています。特に30~50代の多忙な時期にかかりやすいこともストレスを原因と考えるひとつです。また気候の変化や季節の変わり目、低気圧や前線の接近などで発作がおこりやすいことが分かっています。

メニエール病の予防について

原因がはっきりとわからない病気ですが、原因のひとつとされるストレスを溜め込まないことが予防につながります。不規則な生活や睡眠不足、過労などが日常で続いているとストレスになり、病気の症状があらわれることもあります。日ごろから体調管理を行い、ときには気分転換をすることも大切です。

また、メニエール病は早期に治療することで症状を抑えることができます。突発性のめまいや難聴など少しでも気になる症状があらわれたら、かかりつけ医に相談しましょう。

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