健康トピックス

医療トピックス

2015.06.11

「ロコモティブシンドローム」にならないために

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドロームは、別名運動器症候群とも呼ばれ、加齢による筋力の低下や、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器に障害が起きて、歩行や日常生活に障害をきたす状態のことをいいます。高齢化が進んでいる日本にとって、ロコモティブシンドロームの問題は年々重要視されてきています。

ロコモティブシンドロームの主な原因

ロコモティブシンドロームの原因は運動器の機能低下によるものですが、どういったことに気を付ければよいのか、確認してみましょう。

運動習慣のない生活
体を動かさない不活発な状態が続くと、心身の機能が低下して、動けなる「生活不活発病」の危険性があります。特に地震などの災害のあとや、高齢者や障害のある人はかかりやすいと言われています。また骨や筋肉は20~30代をピークにどんどん衰えていきます。40代~50代で衰えを感じやすくなり、60代以降は思うように動けなくなってしまう可能性があります。
やせすぎや肥満
やせすぎると体を支える骨や筋肉が弱くなります。また肥満は腰や膝の関節に大きな負担をかけます。
痛みやだるさの放置
腰や膝の痛みは放置していると、運動器の衰えは進行してしまいます。中には重篤な病気が隠れている場合もあるので、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。
スポーツのやりすぎや事故によるけが
スポーツによって関節を酷使したり、正しいフォームで運動を行わなかったりすると、けがをしたり大きなダメージを負ってしまう可能性があります。

ロコモティブシンドロームを予防しましょう

日常の生活習慣の改善と適切な対処の有無によって、運動機能は大きく変わっていきます。できるだけ毎日の生活の中で動くように心がけ、家庭・地域・社会で楽しみや役割を持つようにしましょう。また痛みやだるさは放置せず、早めの予防を心がけ、医療機関を受診するなど適切な対処をするようにしましょう。

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