健康トピックス

医療トピックス

2013.12.02

お酒の飲み過ぎに注意しましょう

お酒が身体に与える影響

お酒は、適度に飲む分にはストレスを和らげたり、血行を良くするなどの効果があるため、健康にも良いといわれています。しかし、適量を超えて摂取すると、心身にさまざまな悪影響を及ぼします。

アルコールによる健康被害(一部)

急性アルコール中毒 血液中のアルコール濃度が高くなりすぎたため、吐いてしまったり、血圧・呼吸数の低下や意識障害などが起こり、命の危険がある状態です。短時間に大量にアルコールを摂取したときに発症しやすく、特に一気飲みが原因となるケースが多く見られます。
アルコール性肝臓病 肝臓を悪くする要因は複数ありますが、主にアルコールの飲みすぎが原因で起こる肝臓病をアルコール性肝臓病といいます。脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変と、飲酒を続けていると病状が悪化していきます。
肝臓は自覚症状があらわれにくいため、日頃からお酒を飲んでいる人は定期的に検診を受け、できるだけ早期発見・早期治療に努めましょう。
メタボリックシンドローム 高血圧、高脂血症(脂質異常症)、高血糖などのメタボリックシンドロームの要素は、飲酒や飲酒時のおつまみの食べ過ぎなどで悪化します。
アルコール依存症 強迫的に飲酒行為を繰り返し、自分で飲酒のコントロールができなくなる精神疾患です。特に女性がかかりやすい傾向にあります。

お酒を健康的に楽しむには

●空腹時の飲酒は控える

お腹がすいているときにお酒を飲むとアルコールの吸収が良いため酔いが早くまわります。

●適量を守る

1日の適度な酒量の目安は下記の通りです。

日本酒 約180ml(1合)
ビール 約500ml(中ビン1本)
焼酎35度 80ml
ウイスキーダブル 60ml(1杯)
ワイン 240ml(2杯)

●自分のペースで飲む

お酒に強い、弱いは個人差があります。また、その日の体調や精神状態にも左右されますので、そのときどきの自分のペースで、無理をせずに飲むことが大切です。

●時間をかけて飲む

肝臓はアルコールを分解しますが、その処理能力には限界があります。同じ量の飲酒をするにしても、時間をかけてゆっくりと飲むことで、肝臓の負担を減らすことができます。おつまみを食べながら飲むのも良いでしょう。ただし、おつまみの種類によっては肥満の原因となるので、脂肪分の多いものは避け、緑黄色野菜や果物などを積極的に食べるようにしましょう。

●週に2日、お酒を飲まない日を決める

毎日の飲酒は、例え適量であったとしても身体には負担となります。そこで、お酒を飲まない「休肝日」を決めて、身体を休ませましょう。休肝日は週に2日は設けましょう。

二日酔いになったときは

お酒を飲んだ翌日、頭痛や口渇、吐気など二日酔いの症状があらわれたときは、下記のような対処法を取りましょう。

水分を摂取する
脱水症状を起こしている場合が多いため、少しずつでもいいので水分を摂取しましょう。吸収されやすいスポーツドリンクなどがおすすめです。
迎え酒はしない
迎え酒をすると、多少二日酔いが楽になったような感じがしますが、それは気のせいです。悪化するだけですのでやめましょう。
安静にする
運動したりお風呂に入ったりすると体調が悪化する可能性があります。とにかく安静にしましょう。
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