2013.07.04
紫外線が肌へ与える影響
このほか、通常、問題のない量の紫外線を浴びた後、赤い発疹や水ぶくれ、発熱などの症状があらわれる場合は、日光過敏症の可能性があるので早めに皮膚科を受診しましょう。
また、紫外線を長期間浴び続けていると、慢性的な影響としてシミやシワ、皮膚がんの原因にもなるといわれています。お年寄りの肌のシミやシワは加齢による老化と思われがちですが、実は紫外線による影響が強いのです。
紫外線を防止する対策
外出は紫外線の強い時間帯を避ける |
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紫外線は太陽が最も高くなる正午前後に最も強くなります。この時間帯を避けて外出するように心掛けましょう。 |
日陰を歩く、日傘を差す、帽子をかぶる |
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外出時はできるだけ日陰を歩きましょう。また、紫外線防御機能の高い日傘や、つばの広い帽子で直射日光を避けてください。お子さまには麦わら帽子がいいでしょう。 |
衣服で覆う |
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長袖で襟付きのシャツなど、身体を覆う部分の多い衣服で、首や腕、肩を紫外線から守りましょう。 |
日焼け止めを上手に使う |
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顔や手など、衣類で覆えないところには日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは効果によってさまざまな種類がありますので、商品に記載されている説明をよく読んで正しく使ってください。 |
紫外線が目に与える影響
紫外線は皮膚だけでなく、目へも影響を与えます。目の奥にある水晶体や網膜に紫外線が達すると、白内障や翼状片、瞼裂斑(けんれつはん)などの目の病気を誘発したり、老化を進めたりするといわれています。
紫外線防止効果があるサングラスやメガネを適切に使うと、目への影響を防ぐことができます。太陽光は正面からだけでなく、四方から入ってきますので顔にフィットする大きめのサングラスが効果的でしょう。
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