トピックス:医療情報

日々の暮らしに役立つ医療情報を紹介していきます。

2015年12月02日:インフルエンザの出席停止期間について

photo 今年もインフルエンザ流行の季節がやってきます。
学校保健安全法に定められている出席停止期間について確認しておきましょう。
「発症(発熱)した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」は登園・登校できません。流行の拡大を最小限にとどめるためにはとても重要なことですので、必ず守ってもらいたいものです。内容がややわかりにくいとの指摘がありますので、少し補足します。出席停止の解除のためには、前半と後半の2つの条件を両方満たす必要があること、別の言い方をすれば、2つの条件のうち、遅い日付を適用することになります。
また、発症(一般的には発熱と考えます)した日を0日、解熱した日を0日と数えることに留意して下さい。
この基準はあくまで園児、学童、生徒が集団生活を営む場において適用されるものであり、一般社会人を対象にしたものではありません。


■『広報かまがや(11月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年11月04日:糖尿病の人は、かかりつけ歯科医をもちましょう

photo 糖尿病の人は、そうでない人に比べて歯周病になる人が2倍以上いるという報告があります。また、歯周病は糖尿病を悪化させる要因の一つであることも分かってきました。糖尿病の人は、医師の診察を受け、生活習慣や運動習慣の見直しをするとともに、歯周病を予防していくことが必要です。
そのためには、毎食後の歯みがきを丁寧にすることのほかに、定期的な歯科健診と専門的な歯周病ケアを受けるために、かかりつけ歯科医をもつことをお勧めします。
糖尿病の人も歯周病の人も、定期健診を受けて合併症を予防し、病気が進行しないように心掛けましょう。


問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(11月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年10月05日:
高齢者のインフルエンザ予防接種

photo予防接種は体調の良い時に受けましょう。


インフルエンザ
対 象 接種当日に次のいずれかの要件を満たす人。
●満65歳以上の人
●満60~64歳で身体障害者手帳1級の心臓病などの内部疾患がある市民で希望する人
期 間 12月31日(木)まで
※指定医療機関の休診日を除く
接種回数 1回
費 用 1,000円
持ち物 健康保険証・身体障害者手帳など
※予診票は指定医療機関に備えてあります
注 意 次に該当する場合は接種が受けられません。
●発熱している
●重篤かつ急性の疾患にかかっている
●ワクチンの成分により、アレルギーを起こしたことがあるなど
市内の指定医療機関 「○」の予防接種ができます
医療機関名 電話番号 医療機関名 電話番号
秋元病院 047-446-8100 飯ケ谷内科クリニック 047-445-8881
石川整形外科クリニック 047-441-8818 いそのクリニック 047-498-5500
うらわ整形外科 047-441-7888 大石内科胃腸科医院 047-498-5700
片桐内科医院 047-446-2000 かのう内科クリニック 047-446-7122
[要予約] かまがや診療所 047-446-3611 鎌ケ谷整形外科・内科 047-444-2236
[虚弱者対象] くぬぎ山内科医院 047-388-5931 さらしな耳鼻咽喉科クリニック 047-443-3346
庄司内科医院 047-445-9855 白戸胃腸科・外科 047-445-8001
[利用者のみ] シルバーケア鎌ケ谷 047-441-2005 新鎌ケ谷北口クリニック 047-401-3376
- - [要予約] 鈴木整形外科 047-445-5020
第2北総病院 047-445-5552 東邦鎌谷病院 047-445-6411
[要予約] 中川内科胃腸科クリニック 047-498-6661 のむらファミリークリニック 047-401-3611
初富保健病院 047-442-0811 原沢外科内科整形外科 047-443-8226
堀江皮膚科医院 047-445-9888 三田医院 047-444-7122
みちのべクリニック 047-446-5957 道野辺診療所 047-446-3307
※やむを得ない事情で市外で接種を希望する場合はお問い合わせください

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課予防係

■『広報かまがや(10月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年09月03日:認知症について

photo 認知症高齢者の数は、予備群を含めて約862万人で、今後も増加すると言われています。
認知症予防のために、積極的に体を動かしたり、バランスよく食べたりし、生活リズムを整えましょう。二つ以上のことを一度に行うなどの脳のトレーニングも効果的です。また、持病の悪化や脱水状態は認知症を進行させるため、体調を整えるようにしましょう。
物忘れが増えたという自覚はあるが、日常生活には支障がない「軽度認知障害」を放置すると、認知機能の低下が続き、5年間で約50%の人が認知症へ移行すると言われています。この状態のうちから治療などを始めることで、症状の進行を緩やかにするなどの効果が期待されています。
誰でもかかり得る認知症。
1人で抱え込まず、心配なことがあれば、周りの人と声を掛け合い、相談していきましょう。


問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(8月15日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年08月04日:
夏の強い日差しは、目にも影響 ~紫外線から目を保護しよう~

photo連日の猛暑で、熱中症とともに気になる日焼け。肌はもちろんのこと、最近は髪にも使える日焼け止めが発売されるなど、紫外線ケアに対する意識が高まっています。あまり意識されないのですが、目も紫外線によるダメージを受けているのです。自覚症状が少なく、気づきにくいのですが、しっかりケアすることが重要です。

日本医師会のページに「紫外線から目を守る方法」が紹介されています。


*****日本医師会「健康ぷらざ No.440」より*****

Q:普段の生活で、紫外線から目を守る方法は何がありますか?

A:日傘、帽子、サングラス(選び方は下記参照)が三種の神器です。

【サングラスを選ぶポイント】
紫外線カット率:
紫外線カット率が高ければ、透明なレンズでも目を守ることができる
色:
色が濃くても、紫外線カット率が低いと、暗く感じるため瞳が大きくなり、目に紫外線が入りやすくなり障害をおこしやすくなる
形状:
スポーツタイプのように、目の横側までカバーできたり、枠が太いフレームは、紫外線の進入を防ぐので最適

問い合わせ先

■日本医師会「健康ぷらざ No.440」より引用
http://www.med.or.jp/people/plaza/

2015年07月02日:妊婦一般健康診査の助成・母子健康手帳の交付

photo病院で妊娠と診断されたら早めに健康増進課(総合福祉保健センター2階)窓口で母子健康手帳の交付を受けましょう。
妊娠中は、からだの状態や赤ちゃんの成長を確認するために、定期的に健診を受けることが大切です。
妊婦一般健康診査は、母子健康手帳交付時にお渡しする健康診査受診票を利用して、妊娠期間中に14回まで公費負担で受けることができます(一部自己負担あり)。


【妊婦・乳児一般健康診査について】
対象:
鎌ケ谷市に住民登録している妊婦と乳児
対象医療機関:
県内の産婦人科・助産所(助成内容に制限あり)・小児科
その他:
●転入したら=鎌ケ谷市民用の受診票に健康増進課窓口で交換
●転出したら=鎌ケ谷市で発行した受診票は使用できません
注意:
里帰り出産など、県外の医療機関で妊婦・乳児一般健康診査を受診する場合は、そのままでは使用できないため、ご相談ください

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(7月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年06月03日:食中毒に注意!~お肉はよく焼いて食べましょう~

photo先ごろ「飲食店での豚肉の生食、生レバーの提供禁止」というニュースが巷をにぎわせました。豚肉を生食することで、E型肝炎ウイルスに感染する可能性があること、サルモネラ属菌や、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ等の食中毒のリスクがあることが報告されているためです。
これからの時期(梅雨~夏にかけて)は、豚肉に限らず肉の生焼けによる食中毒が増えてきます。高温多湿の気候が、細菌の増殖を活発化させ食中毒が起こるのです。
細菌は熱に弱いため、きちんと過熱をすれば問題ありません。お肉はしっかり火を通し、よく焼いてから食べるようにしましょう。


*****政府広報オンライン
暮らしのお役立ち情報『ご注意ください!お肉の生食・加熱不足による食中毒』より*****

◎食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」
飲食店だけでなく、家庭でも食中毒は発生しています。食中毒の原因になる細菌やウイルスは、私たちの周りの至るところにいます。食中毒を防ぐ基本は、そうした食中毒の原因となる細菌やウイルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」ことです。 家庭でも、食材を買うときから、保存、下準備、調理、そして食べるときまで、各段階で、細菌やウイルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」ことを実践することが大切です。

政府広報オンラインのサイトでは、「お肉の生食・加熱不足による食中毒」について詳しく説明されています。

問い合わせ先

■政府広報オンライン:暮らしのお役立ち情報『ご注意ください!お肉の生食・加熱不足による食中毒』より引用
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201005/4.html

2015年05月07日:噛ミング30で健康に!!

photo食事の際に、「かむ」ことを意識していますか?実はこの「かむ」ということは、健康につながるとても重要なことなのです。
鎌ヶ谷市では、ひと口30回以上かんで食べる「噛ミング30(かみんぐさんまる)」運動を推奨しています。意識するだけで簡単にできますので、試してみてくださいね。

*****『広報かまがや(5月1日号)』より*****

噛ミング30(かみんぐさんまる)は、ひと口30回以上かんで食べる、いつでも誰でもすぐできるすぐれた健康法です。
【よく噛む8大効用「ひみこのはがいーぜ」】

よく噛んで肥満防止
味覚の発達
言葉の発音はっきり
脳の発達
歯の病気予防
がん予防
胃腸快調
全力投球

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(5月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年04月06日:
春は紫外線が強くなる時期、肌トラブルに気を付けよう!

photo春は肌が荒れやすい季節です。朝と夜の寒暖差、花粉やホコリなどで肌に負担がかかるためです。また、紫外線が強くなりはじめるのもこの時期から。うっかり日焼けして肌にダメージを与えないように、日ごろからケアをしていきましょう。

千葉県医師会のホームページで春の肌トラブル対策を紹介しています。


*****千葉県医師会「医療トピックス>2012.04.11 春の肌トラブル」より*****

【肌トラブルを防ぐ日頃の対策と予防】
肌トラブルを防ぐためには、まず肌に付着した汚れをキレイに落し、清潔に保つことが大切です。ただし、乾燥し敏感になっている肌には刺激の弱い石鹸やシャンプーを選び、洗浄力の強いものや使い過ぎは避けるようにしましょう。また、洗い方も、手や木綿製のタオルでやさしく洗い、きれいにしようとしてナイロンタオルなどでごしごし洗うのは避けましょう。入浴後は、タオルなどで押さえるようにふき、保湿剤をきっちり塗ることも大切です。
普段と同じケアをしているのに肌の乾燥が気になるときには、紫外線を浴び過ぎていないか意識することが大切です。紫外線のダメージは一時的な日焼けだけでなく、浴びた総量でも変わってきますので、普段から日焼け止めなどで対策を行うことと共に、不必要な紫外線を浴びない注意が必要です。
また、春は生活環境の変化やお酒を飲む機会が多くなります。肌の荒れは、暴飲暴食、寝不足、ストレスなどでも悪化しますので、しっかり睡眠をとり、肝臓に負担のかかるような無理な飲酒も控えるように心がけましょう。
ひどい肌あれや花粉によるアレルギー症状を起こした際は早めに専門医を受診しアレルギー検査や適切な治療を行うことが大切です。


■千葉県医師会「医療トピックス>2012.04.11 春の肌トラブル」より引用
http://www.chiba.med.or.jp/general/topics/medical/medical_12.html

2015年03月03日:
医療機関の負担軽減・医療費削減のため適正受診にご協力を

かかりつけ医をもちましょう

photo

軽い病気であれば、大きな病院でも身近な開業医でも治療内容は変わりません。
開業医は待ち時間も短く、体への負担が軽減されます。
必要な場合は、かかりつけ医から適切な医療機関を紹介してもらいましょう。


休日や夜間、時間外診療は控えましょう

「夜は待ち時間が短いから」など安易な理由で、救急医療機関を受診する人がいます。
このような受診が増えると、重症患者への対応が遅れ、本当に必要な時に受診ができなくなってしまいます。急病などのやむを得ない場合を除いては、診療時間内に受診しましょう。
※休日や夜間に子どもの容態が急変したら、まずは小児救急電話相談 ☎#8000 をご利用ください。


重複受診はやめましょう

医療機関を紹介なく変更すると、初診料がその都度かかります。
また、何度も検査や投薬を行うので、体に負担がかかります。まずは、かかりつけ医に相談しましょう。

ジェネリック医薬品を活用しましょう

ジェネリック医薬品は、新薬の3~7 割の値段ですが、新薬と同じ有効成分を使っているので、安全性も効き目も立証されています。処方されている薬にジェネリック医薬品があれば、積極的に活用しましょう。

明細付きの領収書をもらいましょう

医療機関を受診したときは領収書をもらい、自分がどのような診療行為を受けて、どれくらい医療費を払っているかをしっかり把握しましょう。
年に1回は必ず健診を受け、病気の予防や早期発見に努めましょう。
病気の発見が遅れると、病気が進行してしまい、治療期間も長くなります。病気の早期発見・早期治療のために、各種健診や特定健診(40歳以上)を受けましょう。

問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 保険年金課

■『広報かまがや(3月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年02月03日:うつるということ(3)

photoこれまで「うつる」ということについて、具体的に説明してきました。
今回はどのように予防するかを考えてみましょう。

前回の「ギョウ虫」の場合は、その卵が口から入ってしまうことが「うつる」原因なので、口から入らないようにすれば病気(ギョウ虫症)にはなりません。
感染症の原因となる病原性微生物のうち、細菌などの大きいものは空中を飛んで感染(飛沫感染)するものは少ない一方、ウィルスはごく小さいため、飛沫感染することがあります。
インフルエンザウィルスは、くしゃみや咳でつばと一緒に飛んでほかの人にうつります。インフルエンザになっている人は、自分の咳やくしゃみをばらまかないようにマスクをすることが予防につながります。また、メガネをかけることも効果的です。なお、夏に話題となったデング熱や、アフリカで流行しているエボラ出血熱も「うつる」病気です。

うつる病気は、どんな原因がどこから、どのように入るかを知っていれば防ぐことができます。それぞれに対応は違いますが、予防のための基本的な考え方は同じです。予防について、かかりつけ医に具体的に相談してみましょう。

鎌ケ谷市医師会


■『広報かまがや(1月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html

2015年01月07日:
水痘予防接種のおしらせ

photo鎌ヶ谷市では、これまで希望者が自費で行っていた水痘ワクチンを国の予防接種法施行令の一部改正に伴い、2014年10月1日から定期接種(予防接種法に基づいて、市町村の責任において行うもの)として実施しています。
接種は任意ですが、対象のお子さまがいらっしゃるご家庭は、早めに計画を立てましょう。

【対象・接種回数】
水痘にかかったことがない子どもで次のいずれかに該当する人

1歳~3歳未満=標準的には6カ月~1年の間隔で2回接種
3歳~5歳未満=1回接種
21年4月2日~22年3月31日生まれで満5歳=1回接種

※①  1歳以降に任意で接種した回数を含め計1回接種
※②③ 初めて接種する人が対象で、特例措置により、接種期限は27年3月31日まで(26年度のみ)


問い合わせ先

鎌ケ谷市役所 健康増進課

■『広報かまがや(1月1日号)』より引用
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/kouhou/kouhou.html