健康トピックス

医療トピックス

2013.04.17

ハウスダストアレルギーについて

ハウスダストアレルギーとは

ハウスダストとは、家の中のホコリに含まれる人の体から落ちたアカやフケ、動物の毛やフケ、ダニのフンや死骸、カビ、細菌、花粉、繊維のクズなど、人の目ではほとんど視認することができない小さなゴミのことをいいます。

このハウスダストが原因で起こるアレルギーがハウスダストアレルギーです。アレルギーとは、体が異物(この場合はハウスダスト)を排除しようとして起こる過剰反応のことをいいます。その症状は人によってさまざまですが、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ・痛み、皮膚の炎症・かゆみ、肌の乾燥、喘鳴や呼吸困難、咳などが挙げられます。症状によってはかぜと間違えてしまう場合もあるでしょう。特に小さいお子さんの場合、症状を適切に話すことが難しいため、ご両親が注意しておく必要があります。

これらの症状が出た場合、まずはかかりつけ医に相談してください。通常の検査や治療で良くならない場合、もしくは、専門的な検査や治療が必要な場合などは、アレルギーの専門医を紹介されることもあります。アレルギー性疾患は、症状が出た体の部位によって、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、アレルギー性喘息と病名が異なりますが、これらが合併することも少なくありません。

アレルギーは体質によるところも多いため、一度発症すると完治しにくいといわれています。しかし、日頃のケアや適切な治療で、健康な人と同じように日常生活を送ることができるようになります。小さなお子さんがアレルギー性疾患にかかった場合、悲観されるご両親が多いですが、長期治療を視野に入れ、柔軟な精神でお子さんの病気と向き合いましょう。

ハウスダストアレルギーの予防と対策

ハウスダストアレルギーを予防するには、原因となるハウスダストを極力室内に溜めないこと、また、カビやダニを発生・増殖させないことなどが大切です。

こまめな掃除
できるだけ毎日の掃除を心がけましょう。ただし、掃除機を使用する場合は、排気カット式(排気循環式)の掃除機や水フィルターを使用した掃除機などを使用し、吸い込んだハウスダストを再びまき散らさないように注意しましょう。
空気清浄機の使用
掃除や洗濯ですべてのハウスダストを除去するのは困難です。空気清浄機を使用して、ハウスダストの人体への吸入を最小限に留めましょう。
防ダニ対策

・ ダニは高温多湿を好むため、家の中をできるだけ室温20度以下、湿度50%以下に保つようにしましょう。押し入れやタンスの中など、湿気がたまりやすいところには、除湿剤を使用する、ときどき開けて風を通すなどすると良いでしょう。

・ タオルや足ふきマット、シーツやカバーなどはダニが増殖しやすいので、こまめに洗濯をしましょう。

・ ダニは50度以上で死滅するので、天日干しやふとん乾燥機を使って布団を清潔に保ちましょう。乾燥後はダニの死骸やフンを掃除機で吸い取ることも忘れずに。

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