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生活習慣病にならないために

?特定健診って何??

2011. 9. 16   

保健指導ってどんなもの?

相談したりアドバイスが受けられる「健康教室」や「健康相談」のようなもの

 保健指導プログラムは、健康教室や健康相談のようなものと考えるといいでしょう。「指導」というと怖そうですが、実際には専門家に相談してアドバイスをもらい、目標達成できるように励ましてもらう形になります。
 「情報提供」は、健診結果のほかに生活習慣病予防に関したパンフレットや健康教室の案内をもらい、説明を受ける程度です。
 「動機づけ支援」と「積極的支援」では、専門家と面接して自分の生活習慣を振り返り、今後の行動目標や行動計画を作ります。「動機づけ支援」では、その後は自分で努力して目標達成を目指します。「積極的支援」では、期間中に何度か励ましを受けたり、相談に乗ってもらうところが「動機づけ支援」と異なります。そして、どちらも6カ月後に身体状況や生活習慣をチェックして、成果が上がったかを確認します。
 どの段階でも自主的な取り組みが重視されるので、計画通りにできなくても、しかられるわけではありません。自分の健康のためにやることなので、むしろ専門家からアドバイスを受けられるいい機会といえるでしょう。他の人と歩数を競い合うなど、楽しく実行できるサービスを提供してくれるところもあります。
 行動計画は、これまでの生活状況を振り返って、達成できそうな目標を組み立てます。まずは10分のウォーキングをする、間食を少し控えるなど、やさしい目標が標準となっていて、はげしい運動をしたり厳しい食事制限を強いられたりすることは、まずありません。あまり心配せずに、気楽に受けましょう。

特定健診は、どうやって受けるの?

 特定健診・保健指導は、医療保険者(職場の健康保険組合や国民健康保険)が実施します。健診の時期や申込み方法はそれぞれ異なるので、加入している健康保険に問い合わせてみてください。
 健康保険の中には、集団検診なら平日だけでなく週末にも実施したり、地域の医療機関で個別に受診できるようしたりと、被保険者が受診しやすいように工夫してくれているところもあります。「集団検診なんてどうせ行けないから」とあきらめずに、調べてみましょう。