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生活習慣病にならないために
?特定健診って何??
2011. 9. 16
特定健診の判定基準は?
判定基準は3つのステップで
特定健診の判定は次の3つのステップで行われます。
ステップ1は、物理的な身体のサイズ(腹囲と身長、体重から計算したBMI)で判定されます。ここで腹囲が基準内(男性85cm未満、女性90cm未満)でBMIが25未満なら、問題なしと判定されます。
腹囲が判定基準を超えた場合は(1)グループ、腹囲が基準内でもBMIが25を超えた場合は(2)グループに振り分けられます。
ステップ2では、血糖値、脂質、血圧の3つの測定値から判定基準を超えたものを追加リスクとして数えます。また、血糖値、脂質、血圧で追加リスクが1つ以上のとき、喫煙歴があればさらに1を追加します。
ステップ3では、ステップ1のグループ分けとステップ2の追加リスクの数で3段階に振り分けられます。ただし、すでに生活習慣病で医療機関を受診して服薬中の人は、医療機関の指導を優先するため、「保健指導」は行われません。また、65歳以上の人は、「積極的支援」と判定されても、年齢的に生活の質をより重視する意味で、「動機づけ支援」が行われます。
ステップ1の腹囲やBMIでひっかかっても、ステップ2の血圧と血液検査で問題がなければ、「情報提供」レベルと判定されて、生活習慣病予防に関するパンフレットなどを受け取るだけです。
ステップ2の血圧と血液検査で追加リスクがあると、「動機づけ支援」または「積極的支援」と判定されて、保健指導プログラムを受けることになります。