健康トピックス

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2014.02.14

冬は「低温やけど」に注意しましょう

「低温やけど」の症状

「低温やけど」は、40~60度程度の、触って気持ちがよいと感じるぐらいの熱源に、長時間触れていることで起こるやけどです。低い温度でゆっくりとやけどが進行していくため、やけどに気付くまでに時間がかかります。

特に高齢者や小さい子ども、糖尿病など特定の疾患が原因で皮膚感覚が鈍くなっている人は、気付かないうちに低温やけどを負ってしまうことがあるので、周りの人が注意する必要があります。

低温やけどが起こりやすいケース

・ カイロを長時間使用していて、気付いたら肌が赤くなっていた

・ 湯たんぽに足をのせて眠ったら翌朝かかとに水ぶくれができていた

・ こたつに長時間入っていたら足が赤くなっていた

・ ノートパソコンを膝の上にのせて使用していたら膝が真っ赤になった など

低温やけどに気付いたときには、大抵やけどを負ってから長時間経過しているため、見た目に反して皮膚の奥深くまで損傷しているケースが大半です。このため治療には時間がかかります。ひどいときは入院して植皮手術を行うこともあります。

「低温やけど」の原因と対策

原因 対策
使い捨てカイロ 衣服などを間に挟み、直接肌に当てない。
長時間肌の同じ箇所に当てて使用しない。
湯たんぽ、あんか、
電気あんか、電気毛布
就寝前に寝具を温めておくのに使用し、就寝中は使わない。
※湯たんぽ、あんか、電気あんかを専用カバーや厚めのタオルなどにくるんでも、就寝中にずれて「低温やけど」を負う危険がある。
電気こたつ、ホットカーペット、
電気ストーブ、ファンヒーター
使用したまま就寝しない。
長時間肌の同じ箇所に熱が当たらないようにする。
ノートパソコン、ACアダプタ、
充電中の携帯電話
長時間肌の同じ箇所に当てて使用しない。
ノートパソコンの上で就寝しない。

低温やけどを負ったときはすぐに医療機関へ

暖房グッズなどに長時間触れて皮膚が赤くなったり、水ぶくれを起こしている場合、低温やけどを負っている危険性があります。すぐに形成外科、または皮膚科や外科などの医療機関を受診しましょう。

普通のやけどのように患部を冷やして放置してはいけません。見た目以上に内部が重症化している可能性が高いため、自己判断をせず、必ず医療機関で診てもらいましょう。

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