健康トピックス

医療トピックス

2016.11.24

睡眠のさまざまな問題「睡眠障害」

睡眠障害とは

睡眠障害とは、不眠症や過眠症、睡眠時無呼吸症候群などの病気や、睡眠に関わるさまざまな問題の総称のことです。

● 主な病気の一覧

病名 症状
不眠症 なかなか寝付けない「入眠障害」と、途中で何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」、朝早くから目が覚めてしまって眠れない「早朝覚醒」があります。
過眠症 夜しっかり睡眠をとっていても、日中急に強い眠りに襲われ、起きていることが困難になる。
むずむず脚症候群 眠ろうとして床に入ると、足がむずむずしたり火照ったりという異常感覚が出現し、なかなか寝付けない。
概日リズム睡眠障害 昼夜のサイクルと体内時計が合わず、夜眠くならず日中でも眠くなってしまう。
睡眠時無呼吸症候群(SAS) 眠っている間、数秒から数十秒の間呼吸が停止し、睡眠の質を低下させます。眠った時間の割に熟眠感がなく、日中居眠りなど日常生活にも支障を来たします。
睡眠時随伴症 悪夢を見たり寝ぼけて歩き回るなど、睡眠の質が低下して睡眠不足になる。
周期性四肢運動障害 睡眠中に突然手足の筋肉が不随意に収縮し、目が覚めてしまうことを繰り返すため、睡眠不足になる。

このほか、睡眠障害は他の病気が原因で発症したり、いくつかの要因が重なって発症することも多いため、原因となる病気を特定して治療することが難しい場合があります。また、睡眠障害の原因もストレスなどの精神的な問題から、肉体的な疾患、加齢などさまざまです。

受診する診療科は?

睡眠障害を放置しておくと、学校や仕事、日常生活に支障が出ることはもちろん、長期間にわたれば生活習慣病やうつ病などを発症することもあります。睡眠障害かもしれないと感じたら、早めに専門の医療機関を受診しましょう。

ただし、原因や症状によって受診する診療科は異なります。一番良いのは睡眠障害専門外来(睡眠外来)を受診することですが、現在の日本にはあまり多くありません。近場に専門医がいないときは、かかりつけ医に相談して睡眠障害に詳しい医師を紹介してもらいましょう。

その他、ストレスなど精神的な問題が原因の場合は精神科や心療内科、睡眠時無呼吸症候群と思われる場合は呼吸器科か耳鼻科と、原因や症状がある程度判明している場合は、それに応じて受診する医療機関を決めると良いでしょう。

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