健康トピックス

2022.02.28

規則正しい生活で防ごう「扁桃炎」

扁桃炎とは

舌の付け根の両側にあるリンパ組織「口蓋扁桃」は、一般的に扁桃腺と呼ばれ、細菌やウイルスなどから体を守る役割を担っています。疲労や睡眠不足などによる免疫力が低下すると、口蓋扁桃に付着した病原体が増殖し炎症を起こします。この状態を扁桃炎といいます。

扁桃炎の症状

急性扁桃炎
38℃以上の高熱や全身の倦怠感、首のリンパ節の腫れなどがみられ、口蓋扁桃に白い苔のような膿がみられます。
病状によっては、食べ物や飲み物、唾液を飲み込めなくなる場合があります。
さらに悪化すると、炎症が周囲におよび、入院が必要になることもあります。
習慣性扁桃炎
急性扁桃炎を1年に4回以上、2年に5~6回以上繰り返す状態を指します。
3~4歳で発症しやすく、5~6歳でピークを迎えたあとは、10代で自然軽快することがほとんどです。
慢性単純性扁桃炎
持続的な喉の痛み、乾燥感、微熱などの症状がみられます。急性扁桃炎ほどの強い症状はありません。
多くの場合成人で発症し、小児に発症することはほとんどありません。

扁桃炎の治療と予防

細菌感染による発症の場合は抗生剤が用いられ、ウイルス感染による発症の場合は痛みや発熱への対症療法を行います。扁桃炎が頻発する場合は、口蓋扁桃の摘出手術を行うことがあります。扁桃炎は風邪に症状が似ているため、自身で風邪薬などを服用し、放置してしまう人が少なくありません。悪化すると、手術や入院による治療が必要になることもあるため、自己判断せず医療機関を受診することが大切です。

また、扁桃炎は免疫力の低下によって発症しやすくなります。バランスの良い食事や睡眠時間を十分に確保し、規則正しい生活を心がけましょう。細菌やウイルスの感染対策には、手洗い・うがいのほか、加湿器などでのどを乾燥しにくくすることも有効です。

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