日々の暮らしに役立つ医療情報を紹介していきます。
夜尿症とおねしょの違いは年齢がポイントです。乳幼児期の夜尿を「おねしょ」、5歳以降に月1回以上の夜尿が3か月以上続くものを「夜尿症」と定義されています。
夜尿症の原因には、夜間就寝中に作られる尿の量と膀胱の機能とのバランスが取れないことが関係しています。
治療法としては、まず生活改善に取り組みます。生活改善の第一歩として、おねしょ日誌をつけてもらいます。不規則な生活の是正、水分の取り方の工夫などで夜尿症の2〜3割は治ると言われています。生活改善で改善しない場合、薬物療法やアラーム療法などによる治療となります。
夜尿症は、子供の性格やご家庭での育て方などとは関係ありません。大事なことは「あせらない、怒らない、比べない」です。夜尿症は、本人の自尊心やQOL(生活の質)の低下につながる傾向があるため、適切な治療でお子さんが自信を持ち安心させるためにも早めにかかりつけ医に相談しましょう。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年11月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
鎌ヶ谷市では今年も高齢者を対象にしたインフルエンザの予防接種を行っています。
体調の良いときにぜひ接種ください。
対 象: | 接種当日で満65歳以上または、満60~64歳で身体障害者手帳1級の心臓病など内部疾患がある市民 ※本人が接種希望の意思を表示できること |
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期 間: | 12月31日(火)まで(指定医療機関の休診日を除く) |
費 用: | 1,000円 |
接種回数: | 1回 |
方 法: | 健康保険証・身体障害者手帳(お持ちの場合)などを持参して指定医療機関(右表参照)で接種 ※予診票は指定医療機関に備えてあります |
注 意: | 次のいずれかに該当する人は接種できません
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その他: | やむを得ない事情により市外での接種を希望する場合は、事前にお問い合わせください |
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年10月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
便秘とは週に3回以上便が出ない、または5日以上排便がない状態を言います。毎日出ていても便が硬くて出し難い、硬い便で肛門が切れて出血を伴う場合も便秘と言えます。子供の便秘は、大人と違って直腸にたまるため出したいのに出し難いといった状態にあります。排便時の痛みや不快な排泄の体験を繰り返してしまうことで、苦しいから出すのを我慢する、我慢するからますますたまって硬くなってしまう、という悪循環に陥ります。
子供の便秘は、治療せず放置すると慢性化し重症化していきます。便秘の治療では、まず、硬くなった便を薬で柔らかくし排便を促し、生活習慣・排便習慣の改善、食事療法で効果をみます。効果が不十分な場合は下剤で腸にたまった便を出してあげることが必要です。また、便意を我慢しないことも重要です。便秘には、器質的な疾患が隠れていることもあるので、便秘で困ったらかかりつけ医に相談しましょう。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年9月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
日本は世界でもトップクラスの長寿国ですが、高齢化や生活の多様化により、糖尿病やがんなどの生活習慣病が増加していることが大きな課題となっています。健康寿命を延ばして、自分らしい生活を続けていけるよう、次の三つに取り組んでみましょう。
生活習慣病の予防に必要な歩数の目安は1日男性9,000歩、女性8,000歩です。1日の平均歩数は、目安より1,000歩、時間にして10分程度足りていません。毎日の生活にプラス10分の運動をしましょう。
1日350g食べることが推奨されている野菜。日本人の平均摂取量は約280gであり、あと70g足りません。これはトマトなら半個分、野菜炒めは半皿分の量です。積極的に野菜をとりましょう。
たばこは健康だけでなく、美しさや若々しさも失わせます。たばこの煙により吸わない人にも影響を与えます。未来の自分のため、また大切な人のために禁煙にチャレンジしましょう。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年9月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
夏場は食中毒菌が増えやすく、食中毒の発生が多い時期です。通常の「腐敗」とは違い、臭いや形状では分からないこともあります。乳幼児や高齢者などは重症化しやすいため、食品の取り扱いに注意が必要です。食中毒菌に対する次の原則を守り、食中毒予防に取り組みましょう。
食中毒予防の3原則 | |
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付 け な い |
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増 や さ な い |
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や っ つ け る |
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鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年7月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
近年、熱中症は夜間や屋内を含め、子どもから高齢者まで幅広い年齢層で発症しています。熱中症を防ぐために、できるだけ暑さを避け、小まめな水分摂取を心掛けましょう。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年7月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
※「環境省熱中症予防情報サイト」では暑さ指数や熱中症の対策について紹介しています。
たばこの煙が最初に通過する口は、喫煙の悪影響が最初に貯留する器官です。たばこを吸うことによって、歯や歯茎はどのような影響を受けるのでしょうか。
たばこに含まれるニコチンは、血流を悪くし、歯茎に酸素や栄養を行き渡りにくくするだけでなく、細菌から体を守る白血球などの免疫細胞の働きを悪くし、病原菌に対する抵抗力を弱めるので、歯周病菌に感染しやすくなります。
ニコチンや一酸化炭素には血管を収縮させる作用があり、出血や腫れなどの症状が現れにくく、歯周病が進行していても気付かぬうちに悪化していることがあります。
喫煙で歯茎にメラニン色素が沈着して黒ずんでしまったり、ニコチンとタールが口臭の原因になったりします。唾液分泌量が低下することも口臭につながります。
たばこを吸わない健康な人と比べると、口腔がんに罹患(りかん)するリスクが約2. 4倍に増加するという研究結果が出ています。
たばこは、吸っている本人のみでなく、副流煙を吸ってしまう周りの人たちにも影響を与えます。自分と周りの大切な人の健康のために、喫煙について考えてみてください。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年6月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
麻しんは感染力が非常に強く、今年に入り県内で患者が増えています。発熱や発疹がある場合は外出を控え、事前に医療機関に電話連絡の上、指示に従って受診してください。
千葉県 2019年麻しん発生情報
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/mashin2019.html
5月3日には鎌ヶ谷市内の医療機関で麻疹の報告がありました。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年5月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
風しんワクチンまたはMR(麻しん・風しん混合)ワクチンの費用を 助成します。
対 象 | 妊娠を希望する女性とその夫(未婚を含む)または妊婦の夫(未婚を含む)で、風しん抗体検査で抗体価が十分でない※と判断された人 ※:HI法32倍未満、EIA法IgG8.0未満 |
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対象接種期間 | 2019年4月1日~2020年3月31日 |
申請期限 | 2020年4月30日まで |
助成額 | ●風しんワクチン=3,000円まで ●MRワクチン=5,000円まで |
※助成は1人1回。申請による償還払い
次の男性に抗体検査・ワクチン接種の無料クーポン券を送付します
風しん抗体検査を行い、抗体価が十分でないと判断された人にMR(麻しん・風しん混合)ワクチンの接種をします。
対 象 | 昭和37年4月2日~54年4月1日生まれの男性(今年度は昭和47年4月2日~昭和54年4月1日生まれの人にクーポン券を送付します) |
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接種期間 | 2019年4月1日~2022年3月31日 |
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2019年4月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
近年高齢者の増加に伴い認知症患者の急増が予測されており、2025年には65歳以上の5人に1人は認知症を発症するといわれています。残念ながら現在病状を抑える薬はあっても病気そのものを治す薬は存在しません。最も多いアルツハイマー型認知症はゆっくり進行していき改善しないのが特徴です。最初は同じ事を何回も聞くなどから始まり、家の近所以外で迷子になる、着替えに手助けが必要になる、トイレの水を流さないなど徐々に生活が困難になっていきますが、この間は5年から8年くらいかかるのが普通です。1か月前まで正常だったのに急に会話がままならなくなったなどの経過を示す場合は別の疾患を考えるべきでしょう。低栄養状態、甲状腺機能低下症、慢性硬膜下血腫などの疾患は一見認知症症状を呈しますが適切な治療により症状は回復する可能性があります。
認知症症状を呈していても症状が改善しないアルツハイマー型認知症とは限りません。適切に診断をされることが最も重要です。
鎌ケ谷市医師会
■『広報かまがや(1月15日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html
「口腔(こうくう)がん」をご存じですか?日本では年間約6000人がかかり、約3000人もの人が亡くなっているといわれています。口の中でも、特に舌と歯茎によく見られます。口腔がんの5年生存率は60~80%で、初期症状のうちに発見すれば簡単な治療で治すことができ、後遺症もほとんど残ることはないといわれています。しかし、口腔がんが進行すると、手術により舌や顎の骨を切除することがあるため、食事や会話が困難になり、日常生活に大きな支障を来します。だからこそ、早期発見・早期治療がとても重要です。
●口腔内の痛み(最も多い) ●しこり ●腫れ
●ただれ ●出血 ●歯のぐらつき ●口臭 など
初期段階では痛みが少なく、痛みが出てきたときは、すでにがんが進行していることが多いです。舌や歯肉の盛り上がり、硬いしこり、なかなか治らない口内炎などの症状には注意しましょう。毎日セルフチェックを行い、気になる症状が見られた場合には、放置せずに、早めにかかりつけ歯科医や、口腔外科を受診しましょう。
鎌ヶ谷市役所 健康増進課
■『広報かまがや(2018年12月1日号)』より引用
https://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/kouhou/kouhou/index.html