医療現場からの提言

2007年

vol.03 かかりつけ医を持ちましょ

現在の医療現場はいかがですか?

藤森:

最近体調を崩すと、まず専門医を求めて大病院に駆け付ける方が増えてきました。病院に行ってみると、外来患者で大変込み合っています。そして目指す自分の病気の専門医に簡単には巡り合えません。近年は医学が急速に進歩して極めて細分化してきました。大病院でも総ての専門医をそろえることはできません。複数の病院が連携し合ってカバーしているのが実情です。

専門医に診てもらうことは不可欠ですか?

藤森:

いいえ、初めは総合臨床医に診てもらって治療を受けることで十分です。必要に応じて病状に合う専門医を紹介され、迅速にまた適切に治療を受けることができます。

総合臨床医とは、どんな医師ですか?

藤森:

皆さんのお近くの開業医です。またお近くの中小の病院の医師です。皆さんはそれらの先生を「かかりつけ医」として、なんでも相談してください。日常の病気についてはそこで診療を受け、病状によっては専門医を紹介されます。病院の専門医だけではなく、診療所の先生の中にも専門医療をされている方もおられます。貴方の病状にぴったりの専門医についてはかかりつけ医は良く知っているはずです。病気のことだけではなく、健康管理のこと、検診やドックの結果についても相談しましょう。

「かかりつけ医」の選択はどうしたらよいのでしょうか?

藤森:

お近くの先生が良いと思います。しかし現在は車社会ですからこだわりません。診療科も特に決まってはおりません。必ずしも内科でなくても良いと思います。信頼できてなんでも相談できる先生が一番です。最近は生涯研修といって自分の専門科だけでなく医療の総てを勉強している医師が多くなっています。もちろん病院の医師でも結構です。世界で評価されている日本型の医療は「日常疾患は近くのかかりつけ医で、入院・特殊検査は病院で」です。良きかかりつけ医を選ぶことが、あなたの健康保持につながります。

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